60代になってから、洗顔後につっぱる、頬が粉をふく、赤みやかゆみが出やすい。そんなときは、化粧品を増やすより、洗いすぎを避けて、保湿を続けることから始めます。
ただし、強い痛みや腫れ、ジュクジュクした部分がある場合は、乾燥だけとは限りません。化粧品だけで長く様子を見ず、皮膚科へ相談してください。
この記事では、60代男性の乾燥・赤み・かゆみを悪化させにくい洗い方、保湿の順番、日焼け止めの使い方、受診を考えたい目安を分かりやすくまとめます。
まずやることは3つ
- ゴシゴシ洗い、熱いお湯、スクラブをいったん避ける
- 洗顔後は化粧水だけで終わらせず、乾く部分に乳液やクリームを重ねる
- 赤み・かゆみ・痛みが強いときは、新しい化粧品を次々に試さない
肌荒れがあると「何かを足した方がよい」と考えがちですが、合わない化粧品や摩擦が重なると、かえって刺激になることがあります。まずは使うものと手順をシンプルにします。
症状によって最初の対応を変える
| 気になる状態 | 最初にすること |
|---|---|
| 洗顔後につっぱる・粉をふく | 洗い方をやさしくし、乳液やクリームで保湿する |
| 化粧品を使うとしみる | その製品はいったん中止し、商品名を控える |
| 赤みやかゆみが続く | 触ったりこすったりせず、皮膚科への相談を検討する |
| 強い痛み・腫れ・ジュクジュクがある | 化粧品で様子を見続けず、早めに皮膚科へ相談する |
乾燥して見えても、かぶれなど別の原因が隠れていることがあります。症状が強い、広がる、何度も繰り返す場合は、自己判断で保湿だけを続けないことが大切です。
60代男性の朝と夜のスキンケア
朝は洗顔・保湿・日焼け止め
- 水かぬるま湯で顔をぬらし、洗顔料を使う場合は泡でやさしく洗う
- 生え際や小鼻のまわりまで、洗顔料が残らないようにすすぐ
- タオルを押し当てるように水分を取る
- 化粧水をなじませ、乾きやすい部分へ乳液やクリームを重ねる
- 肌に異常がなければ、日焼け止めを表示どおりの量でムラなく塗る
洗顔料の選び方は、60代男性におすすめのメンズ洗顔料4選で比較しています。この記事では商品を重ねて紹介せず、乾燥・肌荒れ対策に必要な保湿を中心に見ていきます。
夜は落とす・洗う・保湿する
- 日焼け止めを使った日は、その製品に合う方法で落とす
- 強くこすらずに洗い、十分にすすぐ
- 洗顔後は化粧水をなじませる
- 乳液やクリームを顔全体へ薄く広げ、乾く部分だけ重ねる
化粧水の量やなじませ方は、洗顔後の化粧水の使い方も参考にしてください。
乾燥対策に使いやすい保湿アイテム
ここでは、現在の製品名と使い方を確認できたものだけを紹介します。肌荒れを治療する商品ではないため、強い症状があるときは化粧品だけに頼らないでください。
ミノン アミノモイスト モイストチャージ クリーム|顔全体の乾燥が気になる人
化粧水や乳液のあとに使う保湿クリームです。手のひらに直径1cm程度を取り、顔全体へやさしくなじませます。頬や口元など乾燥が気になる部分は、少量ずつ重ねます。
- 使う順番:化粧水・乳液のあと
- 量の目安:直径1cm程度
- 使い方:こすらず、顔全体へやさしくなじませる
ロコベースリペア クリーム|頬や口元など部分的な乾燥が気になる人
硬めのクリームです。顔にも使用でき、ほかの基礎化粧品と一緒に使う場合は、スキンケアの最後に使います。少量を手で温めてやわらかくし、乾く部分へ薄く伸ばします。
- 使う順番:スキンケアの最後
- 使い方:手で温めてから、少量ずつやさしく伸ばす
- 向く使い方:頬や口元など、乾燥が気になる部分の保湿
日中は肌に合う日焼け止めを使う
日焼け止めは、少ない量を薄く伸ばすだけではムラになりやすいため、容器に書かれた使用量を守ります。汗をかいたり、タオルで拭いたりしたあとは、必要に応じて塗り直します。
アリィー クロノビューティ ジェルUV EX|顔と体に使えるジェルタイプ
顔と体に使える90gのジェルタイプで、SPF50+・PA++++・UV耐水性★★です。洗顔料やボディソープで落とせますが、ほかの化粧品を重ねた場合は、その製品に合う落とし方を確認してください。
- 容量:90g
- 紫外線防止効果:SPF50+・PA++++
- 香り:無香料
- 注意:しみる、赤くなる、かゆみが出る場合は使用を中止する
肌荒れを悪化させないための注意点
- 赤みやヒリつきがある日は、スクラブやピーリングを避ける
- かゆくても、爪でかいたりタオルでこすったりしない
- 新しい化粧品を一度に何種類も増やさない
- 異常が出た製品は使用を中止し、商品名と使った時期を控える
- 薬を使っている場合は、自己判断で化粧品と重ねず医師や薬剤師へ確認する
「敏感肌向け」「低刺激」と書かれた化粧品でも、すべての人に刺激が起きないわけではありません。合わないと感じたら、無理に使い続けないでください。
皮膚科へ相談したい目安
- 赤みやかゆみが広がっている
- 強い痛み、腫れ、出血、ジュクジュクした部分がある
- かゆくて眠れない、日常生活に支障がある
- 同じ場所の肌荒れを何度も繰り返す
- 使用を中止しても症状が続く
受診するときは、使っていた洗顔料、化粧水、クリーム、日焼け止めの名前が分かると伝えやすくなります。商品や容器の写真をスマートフォンに残しておく方法もあります。
よくある質問
化粧水だけでも保湿できますか?
化粧水だけで乾燥が気になる場合は、乳液やクリームを重ねる方法があります。顔全体がベタつくなら、乾く頬や口元だけに少量を使ってみてください。
乾燥している日は洗顔料を使わない方がいいですか?
肌の状態や、日焼け止め・整髪料などの付着によって変わります。洗顔料を使う場合は、泡でやさしく洗い、熱いお湯と強い摩擦を避けてください。洗うと強くしみる場合や赤みが続く場合は、皮膚科へ相談しましょう。
保湿してもかゆいときはどうすればいいですか?
乾燥以外の原因や、使っている製品によるかぶれも考えられます。かゆみが強い、広がる、長引く場合は、化粧品を増やさず皮膚科へ相談してください。
まとめ
- 洗顔は熱いお湯と強い摩擦を避ける
- 洗顔後は化粧水だけで乾くなら、乳液やクリームを重ねる
- 保湿はこすらず、顔全体へ薄くなじませる
- 日焼け止めは表示どおりの量をムラなく塗る
- 強い赤み・かゆみ・痛み・腫れ・ジュクジュクは皮膚科へ相談する
60代の肌荒れ・乾燥対策は、たくさんの化粧品を使うことより、洗い方と保湿を無理なく続けることが基本です。肌に合わないものは使い続けず、症状が強いときは早めに専門家へ相談してください。

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