メンズシャンプーを選ぶとき、「男性用なら洗浄力が強いもの」「高い商品ほど頭皮に良い」と考える必要はありません。
大切なのは、ベタつき・乾燥・フケ・かゆみなど自分が気になっていることを整理し、毎日無理なく使えるシャンプーを選ぶことです。
また、シャンプーそのものだけでなく、髪と頭皮の濡らし方、洗い方、すすぎ方でも使用感は変わります。
この記事では、男性がシャンプー選びで迷ったときの基準と、メーカーが案内している基本的な洗髪方法を初心者向けに整理します。
メンズシャンプーは何を基準に選ぶ?
最初に確認したいのは、「メンズ用かどうか」より今の頭皮や髪で何が気になっているかです。
| 気になること | 確認したいポイント |
|---|---|
| ベタつき・皮脂 | 皮脂や汚れを洗い流しやすく、毎日使いやすいか |
| 乾燥・つっぱり感 | 洗った後に頭皮が乾燥しすぎないか |
| フケ・かゆみ | 洗い方・すすぎ方も確認し、症状が続く場合は皮膚科へ相談 |
| 整髪料をよく使う | スタイリング剤を十分に落とせるか |
| 髪のパサつき | 洗浄だけでなく、コンディショナーなども含めて考える |
ベタつく頭皮は「強く洗う」だけで考えない
頭皮のベタつきやニオイが気になると、洗浄力の強さだけでシャンプーを選びたくなります。
しかし、まず確認したいのはシャンプーが頭皮全体へ届いているか、耳の後ろや襟足などに洗い残し・すすぎ残しがないかです。
花王では、洗髪の目的のひとつとして頭皮表面の皮脂や汚れを洗い流すことを挙げ、シャンプーを頭皮全体に行き渡らせ、十分にすすぐことを案内しています。
乾燥しやすいなら洗いすぎにも注意する
洗った直後から頭皮が強くつっぱる、乾燥したフケが気になる場合は、洗う回数やお湯の温度、洗い方も確認します。
資生堂では、1日に何度もシャンプーすると、髪や頭皮が乾燥してパサつきや乾燥性のフケにつながる場合があると案内しています。
「ベタつくから何度も洗う」と決めつけず、自分の頭皮状態を見ながら調整します。
ノンシリコンなら頭皮に良いとは限らない
「ノンシリコン=良いシャンプー」と単純に判断する必要はありません。
シリコーンは髪の感触や指通りなどを整える目的でも使われます。ノンシリコンかどうかだけではなく、洗った後の頭皮と髪の状態、自分が求める仕上がりで判断します。
正しいシャンプーのやり方
基本は予洗い→シャンプーを行き渡らせる→指の腹で洗う→十分にすすぐです。
STEP1 髪が絡まりやすければ先にほぐす
髪が長い場合や絡まりやすい場合は、濡らす前に手ぐしやブラシなどで大きな絡まりを取ります。
STEP2 頭皮と髪を十分に濡らす
シャンプーをつける前に、頭皮と髪全体をお湯で十分に濡らします。
STEP3 シャンプーを頭皮全体へ行き渡らせる
適量を手に取り、一部分だけにつけるのではなく、頭皮と髪全体へ行き渡らせます。
STEP4 爪を立てず指の腹で洗う
頭皮を強く引っかく必要はありません。指の腹を頭皮に当て、小刻みに動かすようにやさしく洗います。
STEP5 耳の後ろ・襟足まで十分にすすぐ
シャンプーが残らないよう十分にすすぎます。特に、生え際、耳の後ろ、耳の上、後頭部、襟足は確認します。
整髪料を多く使った日はどうする?
ワックスなどのスタイリング剤を多く使用した日は、通常より汚れを落としにくい場合があります。
資生堂では、スタイリング剤を多く使用した場合や汚れがひどい場合には2度洗いする方法も案内しています。
ただし、毎回必ず2度洗いする必要があるという意味ではありません。使用している商品の説明や、その日の汚れ具合、頭皮状態に合わせます。
シャンプーで避けたい失敗
- 爪を立てて頭皮をゴシゴシ洗う
- 髪と頭皮を十分に濡らさずシャンプーをつける
- 一部分だけ洗って頭皮全体へ行き渡らせない
- すすぎを短時間で終わらせる
- ベタつきが気になるという理由だけで何度も洗う
- かゆみ・赤み・痛みがあるのに同じ商品を使い続ける
フケ・かゆみ・赤みが続く場合
フケやかゆみは、皮脂だけでなく乾燥や、使用しているヘアケア製品が合わないことなどでも起こる場合があります。
シャンプーを変更しても強いかゆみ・赤み・痛みなどが続く場合や、症状が悪化する場合は、自己判断で洗髪回数を増やしたり薬用商品を次々試したりせず、皮膚科へ相談してください。
よくある質問
男性は必ずメンズシャンプーを使うべき?
必ずしも男性専用品である必要はありません。自分の頭皮・髪の状態と、使用感や仕上がりが合う商品を選びます。
毎日シャンプーしてもいい?
生活環境、汗や皮脂の量、整髪料の使用などによって適切な頻度は異なります。1日に何度も洗うことを習慣にするのではなく、頭皮や髪の状態を確認します。
シャンプーだけで薄毛を改善できる?
シャンプーの基本的な役割は、頭皮や髪の汚れを洗い流して清潔に保つことです。薄毛や抜け毛の原因はさまざまで、シャンプーだけで治療できるとは限りません。抜け毛が急に増えた、脱毛が進んでいるなど気になる変化がある場合は医療機関への相談を検討してください。
参考情報
まとめ|シャンプー選びと洗い方をセットで見直す
メンズシャンプーは、「男性用だから」「洗浄力が強そうだから」だけで決める必要はありません。
- ベタつき・乾燥など今気になっていることから選ぶ
- 頭皮と髪を十分に濡らしてから洗う
- 爪を立てず指の腹で頭皮を洗う
- 生え際・耳の後ろ・襟足まで十分にすすぐ
- 異常が続く場合は無理に使い続けない
商品選びだけで解決しようとせず、毎日の洗い方までセットで見直すことが、失敗を減らす基本です。

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