日焼け止めは「塗ったのに焼けた」「肌がピリつく」「ニキビっぽくなる」が起きやすいアイテムです。
このページでは、スキンケア初心者でも失敗しにくいように、
「肌荒れしにくい選び方」と「正しい塗り方(塗り直し・落とし方まで)」を手順どおりにまとめました。
結論:日焼け止めは「場面に合う強さ」+「量をケチらない」で肌が安定しやすい
- 日常:強すぎを選ばない(まずは日常用の範囲でOK)
- 敏感・ヒリつきやすい:まずは「紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)」表示を候補に
- 焼けやすい原因No.1は“量が少ない”こと(ムラも含む)
- 落とし残しは肌荒れの火種。表示どおりに落とす
肌荒れしにくい日焼け止めの選び方(迷ったらここだけ)
1)まず「使う場面」で強さを決める
数値が高いほど安心に見えますが、日常で必要以上に高いものを選ぶと、使用感が重く感じたり、落としにくくて肌が不安定になることがあります。
目安は「日常」「屋外が長い日」「炎天下のレジャー」で使い分けです。
| 場面 | 目安 | 選び方のコツ |
|---|---|---|
| 通学・通勤、近所 | 日常用でOK | 軽い使用感・落としやすさ重視 |
| 外にいる時間が長い | 屋外向け | ムラなく塗れる剤形(ジェル/ミルク等) |
| 部活・海・山など | 高い防御+耐水 | 汗・水で落ちる前提で塗り直す |
2)ヒリつきやすい人は「紫外線吸収剤フリー」表示から試す
日焼け止めの紫外線防止剤には、大きく分けて2タイプがあります。
- 紫外線吸収剤:白くなりにくい一方、体質によっては刺激や反応が出ることがあります
- 紫外線散乱剤:やや白く見えやすい一方、敏感肌向けに使われることが多いです
パッケージに「紫外線吸収剤無配合」「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル」などの表示があるものは、ヒリつきやすい人の最初の候補になります。
3)ニキビっぽくなる人は「落としやすさ」を最優先
- 石けん・洗顔で落ちるタイプ(表示を確認)だと調整しやすい
- 耐水性が高いものほど、落とし残しに注意
4)剤形は“続くやつ”が勝ち
- ジェル:ベタつきが苦手な人向け
- ミルク:肌にやさしい使用感のものが多い
- クリーム:乾燥しやすい人、屋外向け
- スプレー:塗り直し補助に便利(顔は手に出してからが安全)
正しい塗り方(顔・首):ムラをなくすだけで焼けにくくなる
ポイントは「点置き→広げる→焼けやすい所は重ねる」です。
- スキンケア後、肌が落ち着いてから塗る(ベタつく時は軽くティッシュオフ)
- 両頬・あご・鼻・おでこに“点置き”する
- 顔の中心→外側へ、均一に広げる(こすらない)
- 鼻・あごなど当たりやすい所は重ねる
- 首は数か所に置いてから伸ばす(塗り忘れが多い)
塗り忘れが多い場所(男はここが抜けがち)
- 耳(前・裏)
- 首の後ろ、うなじ
- フェイスライン〜あご下
- 手の甲
塗り直しの目安:汗・摩擦がある日は“焼ける前提”で動く
- 基本:2〜3時間おきが目安
- 汗をかいた/タオルで拭いた/顔を触るクセがある:こまめに塗り直す
- スプレーは便利だけど、顔は手のひらに出してから少しずつなじませる
落とし方(ここが一番大事):落とし残しは肌荒れの原因になりやすい
- まずはパッケージ表示どおりに落とす(石けんOK/クレンジング必須など)
- 耐水性が高いものは、夜にきちんと洗い落とす
- ゴシゴシ洗いは逆効果。泡でやさしく、すすぎは丁寧に
よくある質問(FAQ)
Q. SPFやPAは高いほどいい?
A. 常に高ければ正解ではありません。日常なら日常用の範囲でOK。屋外が長い日やレジャーは強めに、という使い分けが失敗しにくいです。
Q. 肌が弱いけど、日焼け止めは必要?
A. 必要です。まずは「紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)」表示など、刺激が出にくい方向から試して、少量でパッチテスト(腕の内側など)をすると安心です。
Q. 夕方になるとニキビっぽい。原因は?
A. 塗り方のムラ・量が少なくてこすってしまう・落とし残しが多いです。まずは点置きでムラを減らし、夜は表示どおりに落とすのが近道です。
こんな時は皮ふ科へ(無理しない)
- 赤み・かゆみ・ヒリつきが続く
- 使うたびに毎回しみる/湿疹っぽくなる
- ニキビの腫れや痛みが強い、跡が増える
参考にした公式情報(3本)
- テーマ直結(使い方・量・塗り直し):公益社団法人 日本皮膚科学会|皮膚科Q&A「サンスクリーン剤の使い方」
- 公的機関(選び方・塗り方・塗り直し):環境省|紫外線環境保健マニュアル2008(第3章:日焼け止めを上手に使う)
- 信頼できる企業の解説(SPF/PA・塗り方):コーセー|日やけ止めを正しく塗って紫外線対策(SPF/PAの見方・部位別の塗り方)

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