仕事やストレス、マスク生活、髭剃りなどで「肌がガサガサ、ヒリヒリする…など」と感じる男性、多いですよね。
とくに30代以降は皮脂のバランスが崩れ、乾燥やニキビ、赤みなど「肌荒れ」が起こりやすくなります。
そんなときに頼りになるのが鎮静パックです。
ただし、どれを使えばいいの?とか疑問も多いものです。
この記事では、男性の肌荒れの原因と、正しく効果を出すパックケアの方法をわかりやすく解説します。
PR: 肌荒れ パック
肌荒れには「鎮静×保湿」パックが最短ルート
肌荒れを落ち着かせたいときは、鎮静成分と保湿成分をしっかり補うことがポイントです。
CICA(ツボクサエキス)やグリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症成分が、赤みやかゆみを鎮めてくれます。
そして、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が肌のバリア機能を整え、外的刺激から守ります。
特に男性は皮脂量が多く、乾燥とテカリが共存する「インナードライ肌」が多いため、パックで油分ではなく水分を与えるケアが効果的です。
肌荒れが気になるときほど、鎮静タイプのパックを短時間で使うのがコツです。
CICAとグリチルリチン酸で炎症を抑える
CICA(ツボクサエキス)は韓国発の鎮静成分として有名で、皮膚の炎症を抑え、肌の再生を助ける効果が研究でも確認されています。
また、日本の医薬部外品でも多く使われるグリチルリチン酸ジカリウムは、厚生労働省が認可する抗炎症成分のひとつで、ヒゲ剃り後のヒリつきやニキビの赤みを抑えるのに効果的です。
これらの成分が配合された鎮静パックは、肌荒れが悪化する前の予防ケアとしてもおすすめです。
セラミド・ヒアルロン酸で水分補給
乾燥による肌荒れは、肌の角質層の水分不足が主な原因が多いようです。
セラミドやヒアルロン酸を配合したパックを使うことで、水分をしっかりと閉じ込め、肌のバリア機能をサポートします。
特にセラミドは、肌細胞のすき間を埋める接着剤のような働きがあり、肌の潤いを長時間キープしてくれて、水分を逃さず、カサつきやかゆみを防ぐ効果が期待できます。
男性の肌荒れが起こる3つの原因
男性の肌荒れは「乾燥」「摩擦」「皮脂バランスの乱れ」が主な原因です。
特に毎日のヒゲ剃りやマスク着用、ストレスによる皮脂過剰など、肌に負担をかける生活習慣が積み重なると、バリア機能が低下します。
その結果、外的刺激に弱くなり、赤みや吹き出物、かゆみなどが出やすくなります。
女性用とは違い、男性の肌は水分量が少ないのに皮脂が多いため、表面はベタつくのに内部は乾燥する状態に陥りやすいのです。
ヒゲ剃りによる摩擦と炎症
カミソリで角質を削りすぎると、肌のバリアが傷つき、炎症やヒリヒリ感を招きます。
特に逆剃りや古い刃の使用はNG。剃毛後は鎮静パックで炎症を抑えることで、肌トラブルを防げます。
ヒゲ剃り後の炎症には、抗炎症成分の外用ケアが推奨されています。
マスク生活による蒸れと刺激
マスク内は高湿度で雑菌が繁殖しやすく、こすれによる刺激で赤みやブツブツが出やすくなります。
CICAやティーツリー成分入りの鎮静パックで、肌をクールダウンさせるのがおすすめです。
特に就寝前に使用すると、寝ている間に肌が整い、翌朝の赤みが軽減します。
睡眠不足・ストレスによるホルモンバランスの乱れ
睡眠不足は男性ホルモンの分泌バランスを乱し、皮脂過剰や肌のターンオーバー遅延を引き起こします。
結果、ニキビやザラつきが悪化。パックでのスキンケアに加えて、7時間以上の睡眠とバランスの良い食事も重要です。
特にビタミンB群(B2・B6)は皮脂コントロールに関与し、日本人の食事摂取基準にも推奨されています。
肌荒れを整える正しいパックの使い方
肌荒れを改善するには、まず「使用タイミング」と「成分の選び方」を意識しましょう。
鎮静パックは入浴後の清潔な肌に使用するのがベストでしょう。
毛穴が開いて美容成分が浸透しやすくなります。
1回の使用は10〜15分以内、長時間放置は逆効果です。使用後は乳液やクリームで水分を閉じ込めましょう。
また、毎日よりも週2〜3回のスペシャルケアがおすすめです。肌が敏感な時期は、低刺激・無香料タイプを選びましょう。
洗顔後の清潔な肌に使用
皮脂や汚れが残ったままだと、美容成分が浸透しません。
まずは低刺激の洗顔料でやさしく洗い、タオルで押さえるように水分を拭き取りましょう。
熱いお湯ではなく、ぬるま湯(35〜38℃)が理想です。そのあと、パックを顔全体に密着させます。
10〜15分で外す
パックを長時間置くと、乾いたシートが逆に肌の水分を奪う「過乾燥状態」になります。
10〜15分で外し、残った美容液を軽く手で押さえるように馴染ませましょう。
冷やすタイプのパックなら炎症が落ち着きやすく、赤みがあるときに最適です。
乳液やクリームでフタをする
パック後の肌は非常にデリケートです。
保湿を閉じ込める「フタ」をしないと、せっかくの水分が蒸発してしまいます。
セラミド入りの乳液やアミノ酸系のジェルで軽く保護すると、翌朝の肌がしっとり落ち着きます。
肌荒れパック5選
おすすめアイテム:毛穴やニキビに効く炭酸パック

画像引用:HITOKIWA
商品説明
HITOKIWAは、ピールオフ炭酸パックを展開するスキンケアブランドです。
有効成分として グリチルリチン酸ジカリウム を配合し、肌荒れ予防・外部刺激によるゆらぎを抑えることを目的としています。
また、保湿成分としてフランスカイガンショウ樹皮エキス、海藻エキスやシーグラスエキスなどもブレンドされ、肌のうるおいとハリを助ける役割もあるようです。
男性でも使いやすい無香料で、毛穴・ニキビ・くすみ・乾燥などの複合的な肌悩みにアプローチする自宅で簡単にできる贅沢なスキンケアとしても注目されています。
主な特徴
- 2剤を混ぜて使う方式だから、使用直前に炭酸が発生。古いガス劣化を防ぎ、肌にほどよい炭酸刺激を届けられるとされます。
- 厚生労働省で認められている抗炎症成分で、ニキビやヒリつきの赤みを抑える効果を期待できる。
- パック後は水で洗い流す必要がなく、固まったジェルをゆっくり剥がすだけで、通常スキンケアにそのまま移行でき、手間が少ない点が評価されています。
使い方
顔の汚れや余分な皮脂を落とすため、低刺激の洗顔料で軽く洗い、タオルで押さえるように水を拭きとります。
同梱のカップにA剤とB剤をすべて入れ、スパチュラで5〜10秒程度手早く混ぜます。
混ぜたジェルを顔全体にムラなく塗布。厚さを気にしすぎず、すき間ができないようにカバーします。15分程度放置。
ジェルが固まったら端からゆっくり剥がします。洗い流し不要。剥がした後、通常の化粧水・乳液などで保湿して完了。
口コミ
「初めて使用しましたが、肌のツヤ感が増した感じがしました!」出典:楽天レビュー
「洗い流さずにジェル状に固まって剥がすパックで、付属のヘラと容器に入れて混ぜるだけの簡単。」
「くすみや毛穴、赤みに効果的」
おすすめの年齢と肌質
毛穴の開き・黒ずみが気になる人におすすめです。
敏感肌の方にも使える処方ではありますが、初回使用ではパッチテストを推奨。
強い刺激を感じた場合は使用を中止することが公式でも案内されています。
また、極端に脂性肌で皮脂がべたつきやすい人は、パック後の肌の重さを感じる可能性があるため、薄く塗るか使用頻度を調整するのがいいでしょう。
良い所と注意点の比較
メリット | デメリット |
---|---|
新鮮な炭酸を肌に直接届けられる2剤式方式 洗い流し不要で、剥がすだけの簡単ケア トーンアップ感を実感するユーザーが多い | 塗布ムラができやすく、均一に塗るのが難しい 値段がやや高め 敏感肌には刺激を感じる可能性がある |
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悩み対策の良い点と注意点
パックは、肌に特定の成分を集中補給できる手軽なケア法です。
正しく使えば、肌荒れを鎮静しながら水分や美肌成分を届ける強力な助っ人になります。
ただし、使い方を間違えると逆に刺激や乾燥を招くリスクもあります。
メリット、良い点
パックを取り入れることで期待できるメリットはいくつかあります。
まず、肌のバリア機能が低下している時期には、外部刺激をブロックしながら有効成分を与えられる「集中補給」効果が大きいです。
特に、鎮静成分(例:グリチルリチン酸ジカリウム)や抗炎症成分などが配合されたタイプは、赤みやヒリヒリ感を与える炎症を和らげる手助けになります。
さらに、保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、糖類など)を含むパックなら、角質層の乾燥を防ぎ、うるおいを閉じ込めて肌をしなやかに整えることも可能です。
デメリット、注意点
一方で、パックの使用には注意すべき点もあります。まず、肌が敏感なときや炎症が強い時期には、成分や高濃度な活性ガスが刺激になる可能性があります。
実際、「敏感肌にはあまり向いていない」といった注意も見受けられます。
また、長時間放置するパックは逆に乾燥を招く「過乾燥リスク」があり、特にシートやジェルの水分が蒸発して肌の水分まで奪ってしまうこともあるでしょう。
さらに、パックの剥がし方・はがす力が強すぎると、肌を引っ張ることで刺激や微小な損傷を与えてしまうこともあります。
最後に、毎日続けすぎると肌の代謝バランスを乱す場合があるため、使用頻度や肌の状態を見ながら調整が必要です。
合わせて見直したい生活習慣
パックだけに頼るのではなく、日常生活の中で「肌が荒れないための土台作り」を意識することが、真の改善には欠かせません。
睡眠・食事・洗顔・紫外線対策などを見直すことで、パックの効果を押し上げ、肌を強くしていくことができます。
質の良い睡眠を確保する
肌のターンオーバー(新陳代謝)は睡眠中に活発になります。
睡眠不足が続くと、皮脂の過剰分泌やバリア機能低下につながり、ニキビや赤みを誘発しやすくなります。
7時間以上の睡眠を目指し、就寝の2時間前にはスマホやPCを控えるなど、体を休める準備を取り入れていきましょう。
バランスのよい食事で肌の材料を補う
肌荒れを防ぐには、体の内側から栄養を補うことも重要です。
たんぱく質(アミノ酸)、ビタミンB群(B2・B6など)、ビタミンC・E、ミネラル(亜鉛・鉄)などは皮脂コントロールや抗酸化、細胞再生に関わります。
加工食品や糖質過多を控え、野菜・魚・ナッツなどを意識的に取り入れましょう。
洗顔習慣と紫外線対策を丁寧にする
洗顔は「やさしく、短時間」で行うことが基本です。
熱いお湯や強い摩擦は肌に刺激を与えてバリアを壊す可能性があります。
また、日中は紫外線も肌荒れ要因になります。「ノンコメドジェニック(日焼け止め)」を選び、外出時は顔を覆う、帽子や日傘を使うなど物理的ブロックも併用するといいでしょう。
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肌荒れパックに関するよくある質問
肌荒れパックに関する質問と回答をまとめてみました。
まとめ
肌荒れの原因は「乾燥」「摩擦」「皮脂の乱れ」。
この3つをケアするには、鎮静と保湿を同時にできるパックが最適です。
CICAやグリチルリチン酸で炎症を鎮め、セラミドで潤いを守る。
使い方は「洗顔→パック→保湿」の3ステップだけ。
これを週2〜3回続けることで、肌は次第にやわらかく、トラブルの起きにくい状態に戻っていきます。
男性の肌こそ、正しいスキンケアで清潔感を取り戻しましょう。
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