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「抜け毛が増えた気がする」「髪のボリュームが気になる」と感じて、育毛剤を探し始める男性は少なくありません。
ただ、ドラッグストアやネットショップを見ると、育毛トニック、育毛ローション、発毛剤など名前の似た商品が多く、何が違うのか分かりにくいことがあります。
最初に確認したいのは、「育毛剤」と「発毛剤」は同じものではないということです。
この記事では、現在公式情報を確認できる定番のメンズ育毛剤を取り上げながら、選ぶときのポイント、商品ごとの使い方、発毛剤との違いまで順番に整理します。
最初に確認|育毛剤と発毛剤は違う
薄毛対策の商品を選ぶときに、まず分けて考えたいのが「育毛剤」と「発毛剤」です。
市販されている育毛剤には、医薬部外品として、育毛、薄毛・脱毛の予防、発毛促進、ふけ・かゆみの防止など、商品ごとに認められた効能が表示されています。
一方、ミノキシジルを有効成分とする男性向けの発毛剤には、第1類医薬品として販売されているものがあります。
つまり、「育毛剤を使うこと」と「AGAなどに対して発毛を目的とした医薬品を使用すること」は、同じではありません。
生え際や頭頂部の薄毛が少しずつ進んでいる場合は、育毛剤だけで長期間様子を見るのではなく、皮膚科などへ相談する方法もあります。
メンズ育毛剤を選ぶときに見る3つのポイント
1.まず医薬部外品か医薬品かを確認する
パッケージや商品ページで、「医薬部外品」「第1類医薬品」などの表示を確認します。
名前や広告の印象だけで判断せず、その商品が何を目的としたものなのかを見ることが大切です。
2.商品の効能と使い方を確認する
育毛剤は、すべて同じ成分・同じ使い方ではありません。
スプレーする商品、ローションを頭皮へ付ける商品など形状も違い、使用量や回数も商品によって異なります。
「育毛剤なら朝と夜に同じ量を使えばいい」と一律に考えず、購入した商品の容器表示やメーカー公式情報を優先してください。
3.無理なく続けられるかも確認する
価格、容器の使いやすさ、香り、清涼感なども商品によって違います。
ただし、「使いやすいから効果が高い」「刺激が強いほど効く」とは限りません。
商品の効能や使用方法を確認したうえで、自分が無理なく使えるものを選ぶとよいでしょう。
現在確認できる定番のメンズ育毛剤3商品
ここでは、2026年9月時点でメーカー公式情報を確認できる医薬部外品の育毛剤から、タイプの異なる3商品を取り上げます。
単純な順位ではなく、それぞれの特徴と使い方を確認して、自分が選ぶための材料として見てください。
サクセス 薬用育毛トニック
花王の「サクセス 薬用育毛トニック」は、医薬部外品の育毛トニックです。
有効成分としてt-フラバノンなどを配合し、メーカーでは抜け毛予防・育毛を案内しています。
花王では1日2回程度の使用を案内しており、朝や夜のシャンプー後などに頭皮へスプレーし、もみ込むようにマッサージする方法が紹介されています。
無香料や清涼感の異なるタイプもあるため、購入時は商品名やタイプを確認してください。
MARO17 薬用発毛促進ブースター
「MARO17 薬用発毛促進ブースター」は、医薬部外品の頭皮・毛髪用育毛剤です。
メーカーでは、発毛促進、薄毛・抜け毛予防などを案内しています。
公式の使用方法では、洗髪後に頭皮・髪へ1回分として10プッシュ程度をスプレーし、全体へ行き渡らせるようになじませながらマッサージする方法が示されています。
商品によって使用量は違うため、「育毛剤は少量でよい」と一律に考えないことがポイントです。
チャップアップ 育毛剤
「チャップアップ 育毛剤」は、販売名「薬用チャップアップ-04」の医薬部外品です。
メーカーでは、育毛、薄毛、脱毛の予防、ふけ・かゆみ、養毛、毛生促進、発毛促進などの効能を案内しています。
120mLのローションタイプで、公式サイトでは単品購入のほか定期コースも用意されています。
定期購入を利用する場合は、初回価格だけではなく、2回目以降の価格や配送本数、解約・変更条件なども購入前に確認しておきましょう。
※商品の名称、成分、価格、内容量、使用方法、販売条件などは変更される場合があります。購入・使用時は手元の商品表示とメーカー公式情報をご確認ください。
発毛を目的にするなら育毛剤とは別に考える
「薄くなった部分に髪を生やしたい」という目的で商品を探している場合は、医薬部外品の育毛剤だけでなく、発毛剤との違いを知っておく必要があります。
男性向けのミノキシジル5%製剤には、第1類医薬品として販売されている発毛剤があります。
PMDAの添付文書では、男性の壮年性脱毛症における発毛剤として位置付けられ、使用できない人や副作用、使用方法などの注意事項が定められています。
育毛剤の延長として自己判断で使うのではなく、購入時には薬剤師から説明を受け、添付文書を確認してください。
また、急激に髪が抜けた、円形・斑状に抜けている、原因が分からないといった場合は、ミノキシジル製剤で自己対処するのではなく医療機関への相談を検討します。
育毛剤は商品ごとの使用方法を守る
以前は「育毛剤は洗髪後に乾かしてから地肌へ付ける」といった使い方をまとめて案内することもありましたが、実際の使用方法は商品によって違います。
- 使用するタイミング
- 1回の使用量
- 1日の使用回数
- 頭皮への付け方
- 使用後のマッサージ方法
これらは購入した商品の表示を確認してください。
多く使えば効果が高くなると考えて、表示以上の量や回数を自己判断で増やすのも避けます。
使用中に強い赤み、かゆみ、痛みなどが出た場合は、使用を中止して商品表示を確認し、症状が続く場合は医療機関などへ相談してください。
毎日のシャンプーも見直したい人はこちら:メンズシャンプーの記事を見る
薄毛が進んでいるなら育毛剤だけで様子を見ない
男性型脱毛症(AGA)は、日本皮膚科学会の診療ガイドラインで、思春期以降に始まり徐々に進行する脱毛症とされています。
前頭部や頭頂部を中心に髪が細く短くなり、以前より生え際が後退した、頭頂部が薄くなったと感じる場合は、育毛剤を選ぶこととは別に原因を確認することも大切です。
特に次のような変化がある場合は、皮膚科などへの相談も検討してください。
- 生え際や頭頂部の薄毛が少しずつ進んでいる
- 短期間で抜け毛が大きく増えた
- 円形や斑状に髪が抜けている
- 頭皮に強い赤み、かゆみ、痛みなどがある
- 自分では原因を判断できず不安が続いている
シャンプーや育毛剤は毎日のケアに取り入れられますが、脱毛症の原因を自分で確定することはできません。
よくある質問
育毛剤を使えば髪は生えますか?
医薬部外品の育毛剤と、発毛を目的とする医薬品は位置付けが異なります。
育毛剤には商品ごとに育毛や発毛促進、薄毛・脱毛の予防などの効能が認められていますが、AGA治療薬や第1類医薬品の発毛剤と同じものではありません。
育毛剤は朝と夜の2回使えばいいですか?
商品によって異なります。
例えばサクセス 薬用育毛トニックでは1日2回程度が案内されていますが、すべての育毛剤に同じ使い方を当てはめることはできません。使用している商品の表示を優先してください。
頭皮がかゆいときも育毛剤を使っていいですか?
かゆみの原因は一つではありません。
育毛剤を使った後に赤み、強いかゆみ、刺激などが出た場合は使用を続けず、商品の注意事項を確認してください。症状が強い、長く続く場合は皮膚科などへ相談しましょう。
育毛剤とミノキシジルは一緒に使えますか?
自己判断で併用しない方が安全です。
ミノキシジル製剤の添付文書には、他の育毛剤や頭皮に使用する外用剤との併用を避けるよう記載されている製品があります。使用したい医薬品の添付文書を確認し、薬剤師などへ相談してください。
どの商品を選べばいいか迷ったら?
まず、「育毛や抜け毛予防を目的とした医薬部外品を探しているのか」「発毛を目的とした医薬品について知りたいのか」を分けて考えてみてください。
育毛剤を選ぶ場合は、商品の効能、使い方、価格、使用感などを確認し、無理なく使えるものを比較します。
薄毛が徐々に進んでいる場合は、商品選びだけに絞らず、医療機関へ相談する選択肢もあります。
まとめ|商品名より先に目的を確認する
メンズ育毛剤を選ぶときは、「人気だから」「ロングセラーだから」という理由だけで決める必要はありません。
- 育毛剤と発毛剤の違いを確認する
- 医薬部外品・医薬品などの区分を見る
- 商品ごとの効能と使用方法を確認する
- 価格や使用感も含めて無理なく続けられるか考える
- 薄毛が進んでいる場合は医療機関への相談も検討する
サクセス、MARO17、チャップアップも、それぞれ特徴や使用方法が異なります。
「育毛剤ならどれも同じ」と考えず、自分の目的と商品表示を確認して選ぶことから始めてみてください。

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